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通信制卒業式

卒業生の方へ

令和6年3月1日 通信制第24回の卒業証書授与式を挙行いたしました。
【通信制卒業証書授与式】

【学校長挨拶の様子】
 
学校長挨拶全文 ◀(タップ)

福岡第一高等学校第66回、第一薬科大学付属高等学校第58回、同じく通信制第24回の卒業証書授与式を挙行いたしましたところ、
公私ご多用の中にもかわりませず、万障繰り合わせいただきまして、多くのご来賓の皆様方のご臨席をいただきまして、
また保護者の皆様方には誠に恐縮ながら各教室でのライブ中継でのご臨席をいただきましてかも厳粛かつ盛大に卒業証書授与式を挙行できますことは、
卒業生にとりましてはもちろんのこと、 学園関係者一同にとりましてもこの上ない喜びでございまして、衷心より熱くお礼申し上げます。
卒業生の皆さん、卒業おめでとうございます。今、この学びやを後にしようとしている皆さんの胸に去来しているのは、
将来への希望とともに、 友と過ごしたこの3年間を振り返り、思い出の数々のシーンではないかと思います。
思い返しますと、令和3年の春、世界中がコロナパンデミックと戦っているさなかに、皆さんは本校の門をくぐりました。
政治も経済も、そして医療も大混乱となり、今までの日常が様変わりする中で、学校は次々と休校になり、
非常事態宣言とロックダウンに伴い、学校での学びは危機的状況に追い込まれておりました。
しかし、そうした事態の到来を予想していたわけではありませんでしたが、令和に入る頃から 本校では学びの多様化、
ダイバシティが検討され始めており、情報系の先生方を中心にICT教育の可能性、そしてオンライン授業の導入の検討などが実施の段階に入っておりました。
その主な理由は、台風や豪雪などの悪天候、自然災害の没発、交通機関の麻痺、さらには、近年増えて増え続けております、病気やその他の理由で
登校することのできない生徒たちのために、どこにいても授業に参加できるハイフレックス型オンライン授業の実現化は必須の課題となっておりました。
NTTさんと何度も協議を重ね、全日制高校としては画期的な試みではありましたが、全校生徒がタブレットを所持し、
授業に出席できるシステムの構築は完成した矢先に、コロナの大襲撃を受けることになりました。
潜在一遇のピンチがチャンスとなる劇的な変化が一高に訪れてまいりました。
ピンチはいつ訪れるかわかりません。しかし、その対応の仕方、考え方、イノベーションによって、それ以前とは全く異なる新しい展開が可能となります。
学びの多様化のためにも、IT教育の完全導入はビッグチャンスだと本校は前向きに決断いたしました。
恒例のプレゼンテーションコンテスト、クラスマッ知は、データサイエンスを利用し、課題を解決できる、解決するというテーマに変化し、
データで探索し、探求しよう、それでも日本は世界一や脱炭素、私たちにできることなど、 全76クラスが斬新でユニークで、
そしてユーモアに溢れた探求課題を熱く戦いました。すっかり変わりました。
さらに、全国的に次々と中止されていた体育祭。実施は不可能な流れの中で考案されたものが、
大声を出さずともブロック応援が可能となる夜の体育祭光の共演です。
一校名物の伝統的な体育祭は、革新のイノベーションを起こしました。
昼がダメなら夜がある。コロナの感染ゼロ、熱中症ゼロ、紫外線ゼロ。
全てのリスクをクリアした画期的な 未来型の新しい体育祭の誕生でした。
卒業生の皆さんは、コロナ禍という不自由かつ制約の多い高校生活をことごとく
思い出の劇的なチャンスに変えるために、諦めずに最後まで挑戦し続けてくれました。一高は大きく変わりました。
授業や学校行事のイノベーションとともに、クラブ活動、そしてアラマ塾は さらに輝きを増し、
伝統をグレードアップして数々の栄誉を本校にもたらしてくれました。
男子バスケットボール部は、河村勇輝先輩のパリオリンピックをかけた大活躍。
それに呼応するかのように、インターハイやウインターカップでは神がかり的な試合を展開し、
ウィンターカップは5度目の優勝を手にしました。
さらに、剣道部、陸上部、ボウリング、ヨット部、ゴルフ部、テニス部、野球部、和太鼓、鼓道部、
どのクラブもインターハイをはじめ全国大会出場の常連校となりました。
夜の明ける前から人気のない道路を陸上競技場と見立てて練習してきた駅伝部は初の全国大会出場を果たし、
冷え渡る冬の都大路を大失踪する姿は新たな感動の幕開けとなりました。
文化系クラブでは動物フレンド塾や世界へとつながるワンヘルスへの加盟、吹奏楽部、
ロックバンド、クラシック演奏部が久しぶりに国際大会への足がかりをつけ、一方では水中生物研究会は
絶滅危惧種の殿様ガエルの大発見、また天然記念物の沖縄の八重山亀の方に名乗りを上げ、SDGsのゴールの1つでもある命の大切さ、
自然環境の保全など、ハートフルな優しさへの歩みを進めてくれました。
パンデミック、コロナは人類にとってのピンチでした。しかし、そのピンチの中にあっても、
皆さんは笑顔を忘れずに前向きに努力し続けて、多くの成果を一高に この母校に残してくれました。
その皆さんの心の中にあった大好きな言葉はワンチームという言葉でした。
対面や密が禁じられ、人と人とが遠ざかる中で、皆さんは困難なこと、
不安なことに負けたくないと仲間との絆を大切に守りました。
一人一人の違う個性が結合して、目標に向かってワンチームとなると、
莫大なパワーの個性派チームとなり、他を圧倒し、凌駕し、新しい歴史を作り出せるということを
自らが実体験することになりましたね。高校という青春時代、この貴重な体験を心の宝、心の糧として、
どうぞ今後の人生を自信を持って進んでください。建学の精神、個性の伸展による人生練磨は学校で終わるのではなく、
むしろ明日から始まる皆さん一人一人の人生への応援歌です。改めて、一高生の皆さん、卒業おめでとう。
そして今日の最後の日まで1人1人が 精一杯頑張ってくれて本当にありがとう。心から祝福したいと思います。

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